以前制作したSFシリーズの「A.D.2505; 資源探索船、帰港せず」をリメイクして作った作品である。湖から突き出した正体不明のピラミッドというモチーフは、謎が謎を呼んで面白いと思ったのだが、「これは一体何だ?」という問いに対する回答は用意していない(笑)。

 まぁコンピューター・グラフィックス(CG)って、そんなふうに想像のおもむくままに作られた空想の産物なのである。答えのない謎も、説明不能な不条理も、何でもありである。考えてはいけない。ただ感じるのである。第一印象と直感が命のCGは、ごまんとあるものだ。それが芸術であるかどうかは別にして・・・。



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