Blog用に何気なく制作し始めて、最初は簡単だろうとたかをくくっていたら、思わず難航してしまった。何に足元をすくわれたかというと、枯れ草の色である。

 俗に枯れ草色なんていうが、これを再現しようとすると意外に難しい。どんな色でも枯れた草に見えればいいというのなら簡単だが、自分が頭の中で描いた通りの色にしようとすると、意外と難儀する。草は表面に光沢があるから、太陽光線を当てた状態でレンダリングしてみて、初めて全体の色合いが分かる。これが、どうもイメージに合わないのである。

 色々試行錯誤した挙句、一応納得のいく結果になったのがこの作品だが、まだまだ研究が必要だと思った。本格的な秋が来る前に、枯れた秋の草原の表現の仕方くらいはマスターしたいものである。まぁ、これが夏休みの宿題ということか・・・。



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