これは、最初まじめに作り始めた作品なのだが、最終過程であえなくボツになった。

 場面設定としては山頂の山小屋だった。山頂付近の岩場をイメージして制作し始めたのだが、仮レンダしてみると山頂に見えない。構図のバランス上、背景に山を入れたり木をEcoSystemで散布したりしたのがまずかったようだ。だが、それを取ってしまうと、どうも座りが悪い。画面構成が単調すぎるのである。

 まぁそんなわけでギャラリーを飾る作品としてはボツとなり、ダイアリー向けに転用されることになった。景観の構成って、あるときには実に簡単そうに見え、またあるときにはどうにも手ごわい存在だったりする。景観作成の奥深さって、そんな辺りにあるのだろうか。



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