この作品は、アルファ平面の使用例としてブログ用に制作したものである。見て分かる通り、波の部分にアルファ平面を適用している。

 今回は2Dのコンピューター・グラフィックス・ソフトを使ってエアブラシで波を描いているのだが、どの程度丁寧に描くかで仕上がりの印象は違って来る。この作品はブログ用なので、かなり大雑把に一筆描きにしているが、もう少しじっくり取り組めば、それなりの仕上がりになるはずだ。

 ただ、このアルファ平面の波やら滝やら霧やらには一つ難しい問題がある。それは、ライティング次第では、それらしく見えないことである。例えば夕焼けのオレンジ系の斜光が差し込む中で波が逆巻いているところを描こうとすると、色合いの調整がかなり難しい。当たり前だが、アルファ平面は万能ではないのである。



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